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ラダックのゴミ事情

ラダックを訪れる人の中には、ヘレナ・ノーバーグ・ホッジの「ラダック 懐かしい未来」などを読んで、ラダックという土地には伝統的でエコロジカルな生活様式が今もまだ息づいているとイメージしている方も多いのではないかと思います。でもそういった方が、たとえばレーの街外れに散歩に出かけたりすると、ちょっとがっかりしてしまうかもしれません。

道端や水路に散乱している、ペットボトルやジュースの空き容器、ポテトチップスやガムの包み紙‥‥。そう、今のラダックは、至るところゴミだらけなのです。

家庭から出る野菜屑や残飯などの生ゴミは、昔から牛や野良犬などの餌にされているのですが、プラスチックゴミについては、事実上、何の処理もしていないのが現状です。レーの町には一応ゴミ処理場があるらしいのですが、どういうわけか今は稼動しておらず、ゴミ回収車が集めたゴミはそのまま山の中に捨てられてしまっています。地方の村で出るゴミは回収すらされていません。インド本土からは大量の物資が運び込まれ、ゴミの量は増え続けているのに、今のところ何の対策もなされていないのです。

とはいえ、そういった外部からの物資をすべて拒否して、自然に還らないゴミを出さない昔ながらの暮らしに戻れとラダックの人々に言うのは、理想的ではあってもいささかナンセンスです。現実的に必要なのは、まずきちんと可燃ゴミを焼却したりプラスチックゴミを処理したりできる施設を稼動させること。地方の村まである程度カバーしたゴミ回収のシステムを作ること。そしてラダックの人々に、ゴミを分別するための知識やむやみにポイ捨てしないことを教えるワークショップを行うことです。

これらを実現させるのはなかなか大変で、NGOレベルでの活動だけでは不可能でしょう。ラダックの自治組織であるLAHDCなどが動いて、ゴミ対策に予算を割くことが必要不可欠です。しかし現状では、ラダックの人々はそこまでゴミ問題に対して危機感を持っているかどうか‥‥。気づいた時には手遅れ、なんてことにならないように願いたいものです。

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コメント (9)

シライ:

はじめまして。シライといいます。
今、私もレーにいて、たまたまレーで検索をかけたらこのHPを見つけました。しかも、ここに住まわれているということで、びっくり。色々、参考になるので嬉しいです。

>シライさん
はじめまして。同じ頃、僕も別のサイバーカフェでネットをしておりました(笑)。これからもよろしくお願いします。

まちゃこ:

先日はありがとうございました。
有名人(少なくともわたしのなかでは☆)のヤマタカさんにお会いできて、とても光栄でした。

今日、バンコクを経由して帰国しました。
ラダックの写真を整理していたのですが、せつなくなるので見たくない、ってくらい、ラダックに恋をしてしまったかのようです。
レー・マナリーロードは、現地の男の人11人+わたしでぎゅうぎゅう詰めのジープでした。
それがこわかったのと、ラダックが恋しいのとで、途中の中継ポイントで号泣でした。。。

ああ、まだヤマタカさんはまだラダックにいらっしゃるんですね。
ああああー。
ラダックーーー。

なかむら:

yama_takaさん
ご無沙汰してます。

ゴミ問題はどこでも深刻ですよね。

同じチベット文化圏で、環境教育に力をいれ、桃源郷のように語られることの多いブータンですら、町からちょっと離れれば、ラダックと同じような状況です。

チベットでも、以前は可燃も不燃も関係なく野焼きしたり、お寺の裏の崖がゴミで埋まっている、なんてこともしょっちゅう見かけました。

しかし、数年前に自治区政府がゴミ処理場を建設して、そこで処理するようになり、かなり状況が改善しています。ペットボトルなどの資源回収も盛んです。
やはりラダックでも政府レベルの対策が必要でしょうね。

>まちゃこさん
無事に帰国されたようで何よりです。帰りのジープは災難でしたね。ラダックに恋してしまったのか、それともラダックの誰かさんに恋してしまったのか‥‥(笑)。

>なかむらさん
ご無沙汰しています。そうなんです。州政府か政府レベルで対策を立てないと、現状ではどうしようもないですね。ただ、ラダック&ザンスカールだけなら、十数万人しか住んでいないエリアですから、対策さえ立てれば何とか改善できると思うんですよね。そうすれば結果として彼らの観光資源を守ることにもなりますし。

さな:

ジュレー!
ゴミ問題、すごいタイムリーな話でびっくりしました!

実は、ジュレーラダックのスタディツアーで
今度、現地NGOのWALや政府関係者、
旅行会社連盟の人たちと一緒に
レーの街中でゴミ問題を訴えるキャンペーン
&ワークショップをやるんです。

観光客である私たちもペットボトルや
プラスチックバッグなどの使用を
極力減らしていく必要がありますよね。

冬にまったくペットボトルが売られていなかったのが
結構ショッキングで。
結局、ラダック人でペットボトルを買う人なんて
少なくて、すべては観光客用ってことなんですよね。

ジュレーのツアーでも今年から
水筒持参になりましたヨ!

>さなさん
それは予期せぬタイムリーさですね。全然知りませんでした。いい動きだと思います。

まあ、冬にペットボトル飲料が売られていないのは、需要云々というより、単に寒いのですぐ凍ってダメになっちゃうからでしょうね(苦笑)。

ぷもり:

mixiで、数回コメントした、ぷもりといいます。
この前の土曜日に、3年ぶり3回目のラダックから帰ってきました。
今、ラダッキ音楽聴きながらコメントしてます。。

今回、レーの街に行き、ゴミが増えたなあと思いました。
ドルフィンのそばの川にも、前よりゴミが溜まっていて、とても心配。

発展途上国のゴミ問題をよく耳にするので、自分の出した不燃とプラスチックごみは、日本に持ち帰るようにしてます。
さすがに、燃えるゴミまでは無理ですが。。。
今回は、日本からたためる水筒を持っていきました!(1ℓ7Rsですしね。)
ツーリストが全員行えば、マシになるかもですね。

念願のヌブラに行けましたが、今年は天気がxxxx。
過去2回は晴ればかりだったので、惜しい気持ちです。
ストライキにも参りました。2Fでオープンしてるような店を探し当て、こっそり入店。
また、店を閉めようとしてるドルフィンのお兄ちゃんにケーキを売ってもらい、なんとか食べつなぎました。

いろいろありましたが、またぜひ訪れますよっ!!


>ぷもりさん
こんにちは。コメントありがとうございます。雨とストライキ、残念でしたね。僕もあの時は参りました。前のさなさんのコメントにもありましたが、日本からの水筒持参というのはとてもいいアイデアだと思います。実際の効果云々以上に、我々外国人がそういう姿勢を見せることが大事ですよね。

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2008年8月17日 14:19に投稿されたエントリーのページです。

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