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2008年5月 Archive
スピティからラダックへ
キナウルとスピティという2つの渓谷地帯を旅してきた僕は、そのまま陸路でラダックを目指すことにしました。インド人旅行者たちのピックアップトラックに乗せてもらって、いざ出発。まずはスピティのカザから、4551メートルのクンザム・ラという峠を越えます。除雪が終わったばかりの峠の周囲には、まだたくさんの雪が残っていました。
スピティでの日々
スピティは、ヒマーチャル・プラデーシュ州の北東部に位置する美しい渓谷地帯です。地理的・気候的にはラダックにとてもよく似ていて、住民もほとんどがチベット仏教徒。初めてなのに、懐かしい匂いのする場所でした。
キナウルでの日々
キナウル地方は、ヒマーチャル・プラデーシュ州の州都シムラーからサトラジ川を遡ったところにある渓谷地帯です。ここは、独特の言葉と文化を持つキナウル人が暮らしている土地です。
キナウルの中心地レコンピオの町からは、聖山キナウル・カイラス(右)が見えます。冬になると、チベットのカイラスにいるシヴァ神がこのキナウル・カイラスにやってきて、ハシシを楽しむのだと信じられているそうです。
いくつもの峠を越えて
青すぎる空!
強すぎる陽射し!
薄すぎる酸素!
やっと、ラダックに戻ってきました?!!
‥‥す、すみません、遅くなりました(汗)。
今月初めにダラムサラを発って以来、キナウル、スピティ、ラホールを経て、陸路でラダックを目指す旅をしていました。バスにジープにピックアップトラックにオートバイ、はては軍用クレーン車に至るまで、ありとあらゆるものに乗っけてもらいました(笑)。デリーから数えたら、たぶん2000キロくらいは移動してるんじゃないでしょうか。もう、しばらくはバスにもジープにも乗りたくないです(笑)。
陸路でラダックに入ったのはかれこれ8年ぶりくらいだったのですが、あの頃に比べると道路の舗装が格段によくなっていたとはいえ、ケーロンからレーまで、開通したばかりの5000メートル級の峠を3つ越える乗合ジープの旅をしてみると、あらためて、ラダックというのはものすごい場所なんだなあと実感しました。レーに着いたのは昨日の真夜中だったのですが、去年滞在したデチェンさんのゲストハウスでは、僕のためにあたたかい食事と清潔で寝心地のいいベッドを用意してくれていて、ほんとにありがたかったです。
3カ月ぶりのラダックは、すっかり春の陽気です。ポプラや柳には新緑の若葉が芽吹き、メインバザールの道端では、下ラダックから来たおばちゃんたちが葉物野菜を売ってます。シーズンが始まる直前なのでまだ観光客は少ないですが、もうすぐにぎやかになることでしょう。街を歩いていても、なじみの風景、なじみの人たちに会うたびに、嬉しさがこみあげてきます。やっぱり、ここなんだなあ、と。
チベットの騒乱に始まって、ミャンマーのサイクロンや四川の大地震など、今年は目にするだけで胸が痛むニュースが続いていますが、このブログからは、心穏やかなラダックの人々と過ごす日々の様子をお届けできればと思っています。
その前に、キナウルとスピティを旅した時のフォトレポートも作成する予定ですので、お楽しみに。
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あと、いくつか掲載依頼が来た情報がありますので、ご紹介します。
キナウルとスピティに行ってきます
- 2008年5月 2日 15:02
- お知らせ
ダラムサラに来て、早くも6日経ちました。去年レーでお世話になったゲストハウスのデチェンさんの息子のワンチュク君がダラムサラで働いているので、彼のアパートに居候させてもらっています。朝晩のメシまでごちそうになっていて、なんだか悪いなあという感じ。本人は「話し相手がいるからうれしいよ?」と言ってくれていますが。
雨の少ないこの時期、ダラムサラの街はからりとしていて、すこぶる快適です。マクロード・ガンジのレストランやカフェはかなりレベルが高くて、ルンタレストランで野菜の寿司や天ぷらの定食を食ったりしていると、この街に長逗留してしまう人の気持がよーくわかります。
まあでも、そういうわけにもいかないか(笑)。
ラダックでの取材に必要な用事も無事に片付いたので、明朝にはここを発って、シムラーからキナウル、スピティを目指します。キナウルにはヒンドゥー教とチベット仏教を融合した教えを信じているキナウル人が住んでいますし、スピティにはラダックとはまた少し違ったチベット系の人々が暮らしています。今取り組んでいる本の中ではこれらに言及する予定はないのですが、ラダックとの比較材料としても興味深いものがあるので、短い期間ですが訪れてみようと思っています。
その後は陸路でラダックを目指し、5月下旬にはレーに到着する予定です。キナウルとスピティはかなりの僻地なので、それまではこのブログの更新も途絶えるかもしれません。「Days in Ladakh」なのに、なかなかラダックからお届けできなくてごめんなさい! 今しばらくお待ちを。
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