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2007年11月 Archive

再びラダックへ

ラダックから一時帰国して、3週間ほど経ちました。あっという間でしたね。航空券やヴィザを手配したり、冬の滞在に必要な装備を買い揃えたり、いろんな用事を片付けたりしているうちに終わっちゃった感じです。あとは飲み会とか、飲み会とか、飲み会とか飲み会とか飲み会とか飲み会とか‥‥ってどんだけ飲むんだ俺(笑)。標高が低いので泡が抜けないビールがうますぎて、おかげで体重が1キロ増えてしまいました。忙しいのにつきあってくれたみなさん、ありがとう。今回お会いできなかったみなさん(特に仕事関係の知人の方々)、ごめんなさい。次に戻ってくる時には必ず。

それにしても、東京は、いろんなことがちゃんとしてますね。停電しないし、どこに行ってもエアコンが効いてるし、蛇口をひねれば水もお湯も出る。そこらじゅうにコンビニや自販機があるし、いつでも、どこでも、何でも好きなものが食べられる。電車は5分間隔で走ってるし、買い物する時に1万円札を出しても「おつりがありません」とか言われない(笑)。何もかもがきちんと行き届いていて、モノも情報も娯楽もあふれるほどあって‥‥。

でも、ここには、一番大事なものがない。

ラダックで暮らしていた時に日々感じていた、何気ない、でもかけがえのないもの。それが、少なくとも東京での僕の暮らしからは、ぽっこり欠けてしまっているような気がするのです。それを一言で言い表すのは難しいし、言葉にしたとたんに陳腐になってしまいそうなのですが‥‥。

それが何なのかを確かめるために、再びラダックに戻ろうと思います。

11月28日に日本を発ち、香港で数日間ストップオーバーして友人を訪ねた後、12月4日の朝にはレーに入る予定です。到着したら、冬のラダックの様子やロサル(正月)のレポートなどを、またこのブログでちょくちょく書いていきたいと思います。

では!

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タルチョ

  • Posted by: yama_taka
  • 2007年11月20日 22:15
  • 写真 | 雑記

ラダックを訪れると、家々の屋根の上、峠、橋といった場所に、まるで万国旗のようなカラフルな5色の旗が結びつけられているのをしばしば目にします。この旗はタルチョと呼ばれるもので、仏教の経文が刷られている祈りの旗です。5つの色にはそれぞれ意味があって、青は空、白は風、赤は火、緑は水、黄は地を象徴しているのだそうです。

今年の夏、ダライ・ラマ法王が車でレーの街を抜けてヌブラを訪問されると聞いた近所の人々は、その通り道の至るところにタルチョを張り巡らせて、お出迎えの準備をしていました。僕も、帰省中だった宿の長男のワンチュク君と次男のジグメ君と一緒に、木や塀に梯子をかけてタルチョを張りました。ワンチュク君曰く「一番端っこが青い旗になるようにしなきゃならないんだよ」とか。知らなかった。

澄み切ったラダックの空に5色の旗がはためくたび、人々の祈りは風に乗って運ばれていきます。

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サスポル ニダプク・ゴンパ

アルチからインダス川を挟んで対岸に、サスポルという大きな村があります。チュリ(アンズ)の産地として知られている村ですが、もう一つ有名なのがニダプク・ゴンパです。

サスポルの北にある岩山には、僧侶の修行場として使われていたと思われる、たくさんの石窟があります。いくつかの石窟にはまだ壁画の痕跡が残っていて、うち一つには、信じられないほど鮮やかな壁画が描かれているのです。

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アルチ トゥジェチェンポ・ゴンパ

ラダックやザンスカールで、もっとも素晴らしい仏教美術が残っているのはアルチ・チョスコル・ゴンパだということは、誰に聞いても疑いの余地がないところだと思います。実際、毎年大勢の観光客がこのゴンパを訪れているのですが、古くてデリケートな壁画や仏像に対してカメラのフラッシュを浴びせるアホな輩が絶えないせいか、最近では内部での撮影が禁止されてしまいました。

しかし、写真が撮れないからといって、そのままアルチを去るのはまだ早い。この村にはもう一つ、見応えのあるゴンパが残っているのです。

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ピャン グル・ラカン

僕はゴンパの壁画を見ることが大好きなのですが、ラダックの中でも一、二を争うくらい素晴らしい壁画がピャンに残っていることを知る外国人観光客はあまりいないようです。

グル・ラカンは、ピャンの村はずれの岩山の中腹にある、ごくごく小さなラカンです。ピャン・ゴンパの管轄ではなく、ふもとに暮らす村人の一家が世話をしています。今年の春、彼らの家を訪ねて「鍵を開けてください!」と頼むと、「まあお茶でも飲んでいきなよ」と快く迎えてくれました。

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